オークションや友達から手に入れたフレームを簡単にクリーニングしてみませんか?少々の傷やペイントの剥がれなんかも全体を綺麗にする事で綺麗に長く乗っている味のあるフレームになります。
ちょうどいいサンプルがありました。会社の後輩が同僚から譲ってもらったVIVALO NJS 。オークションで購入後ブレーキを取り付けて回転部分を調整、後は余計なステッカーチューンしたのみ、、、。雨ざらしにこそなってないものの、埃だらけ、油粕だらけになっています。せっかくの競輪フレーム、数々の戦歴での傷はそのままでクリーニングしてみます。
作業がやりやすい様に余計なパーツを外します。
パーツが外れたら先ずは水に濡らしたウエスで全体の埃をを拭きます。油汚れは水で取れないので埃を拭き取るだけで良いです。
ダウンチューブにはステッカーを剥がした後のベタベタ。
このタイプの塗装は赤着色の上に極薄のメーカーロゴを張り、上からクリアー塗装をしてあるのでペイント薄め液(灯油に近い揮発性じゃ無いもの)をウエスに付け優しく拭き取ります。ラッカーシンナーは使用出来ません。尚、クリアー塗装の上にステッカータイプのロゴを貼付けてあるものはこの処理は出来ませんのでご注意を。
次に仕上げ用の超微粒子コンパウンドをウエスに付けて全体の汚れや擦り傷を取ります。コンパウンドの粒子でペイントのクリアー層に付いた汚れ、擦り傷を磨き取るって感じで全体をまんべんなく磨きます。
次に先を切り落とした爪楊枝を用意します。
ウエスだけでは細かい所まで磨ききれません楊枝とウエスを使って細かい所の汚れを取ります。
細かい部分の汚れを取りコンパウンドで磨くと表面がツルツルになって輝きを増します。
次は仕上げのワックスがけです。直接スプレーしても良し、ウエスに吹き付け塗り込んでも良しです。
ワックスが乾かないうちに別のウエスで乾拭きします。ワックスやコート材を使う事でつや出しはもちろん、汚れ防止、湿気、埃から塗膜を守ります。
仕上がりです。どうでしょうか?綺麗になりました。
geek garage的にはお客さん自身に是非やってもらいたいメンテナンスの一部です。色々と相談に乗りますので遠慮なく相談してください。
dk