NITTO 競輪レーサーステム
昔、中古の競輪フレームを買うと付いて来て、こんなの要らないって言われる代名詞だったのですが、、、。今さらですが、これらホント精度、仕上げ抜群でデザイン的にも最高なパーツです。
これらはNJS登録されたリアル競輪レーサーの部品です。
上からPearl (突き出し角度71度), nj proAA(突き出し角度58度) ,nj pro cr-mo(突き出し角度58度)nj pro cr-moには突き出し角度65度の物もあります。
写真は実際にへッドチューブに差し込んだ時にどのような角度になるか分かる様に斜めに並べています。Pearl71度でほぼ水平です。
これは絶版品の天返しステムNJS以前のVIAの登録パーツです。
昔、競輪選手が競輪場までの道のりを自走する際にこの様にハンドルを上向きにして使用したようです。(この状態でひっくり返してハンドルを倒立台にして整備する人も居たとか)
CINELLI track racer stem
チネリの90年代トラック競技用ステムです。上が1A , 下が2A。
突き出し角度が1A 73度(平行) ,2A 65度、この時代は突き出し角度が2種類だったようです。
シルバーアルマイト、ブラックアルマイトの2色が発売されていました。
新旧のチネリロゴ 何か適当で、右の旧ロゴは刻印が逆さまになっています。
71度
65度
58度
ニットーとチネリの違いってあるのかって言うと、
チネリはもう絶版になっていて売ってない。
ニットーが斜めウスを締め上げて取り付けするのに対してチネリは円ウス、
ニットーのクランプ径が25,4ミリに対して26,4ミリ、当然ハンドルのクランプもニットーとチネリは違います。
後、クランプのネジの締め付けも
ニットーは正面から
チネリは裏側から
これら日本、イタリアがレース用に真剣に作ったパーツなのですが、僕の使った感想は、精度、ネジ等の強度、アルマイトやアルミの仕上げ全てで日本製の勝ち。
同じイタリアでもカンパのアルミの仕上げと比べるとかなり安っぽい。
ニットーステムは、やっぱり日本製は良いって実感できるパーツです。僕は断然58度のクロモリ。
ニットーのステムはGEEK GARAGEにて。
dk