今日はペダル関係の取り付けを進めます。
ペダルはMKS(三ヶ島)UNIQUE NJS 一昔前の競輪用、MKS 鉄 トークリップ,
TOSHI NJS レザーストラップ、ベーシックなお決まりパーツです。
このモデルはプレートにクリップの取り付けネジ用のネジ切りがされています。
年代に関係なくグレードの高いモデルはクリップの取り付けがボルトのみで出来るように出来ています。
クリップに付属で付いてきたボルトを使うと長すぎで何かしっくり来ません。
左はクリップに付属付いてきたボルト、ナット。取り付けにナットは必要なくボルトも長いので別の長さの物に変えちゃいます。
ボルトに緩み止め剤を一滴垂らします。通常、緩み止めは好きじゃないのですが、ブレーキと同じ役目をする場所であって、あまり気を使わない場所です。万が一のときも考えて一寸一工夫します。
これがネジの緩み止めです。硬化後のネジの開閉も可能なLOCTITE222 金属同士が触れ合い空気が遮断された部分のみが硬化します。極少量をネジに塗りますが、ネジを締めた後、はみ出して空気に触れている部分は固まらないので必要ない部分はウエスで拭き取り出来ます。
靴のつま先と踏み位置のバランスを考えてペダルにクリップを合わせます。
緩み止めを塗ったネジにワッシャ-を通して3ミリのアレンキー締めこみます。
ナットがいらないのでスッキリ。
ペダルの外側からストラップを通します。
ペダルのアクスルにタップリとグリスを塗ってクランクに締め込みます。
締め込みは最後まで手で締めます。クランク側は逆ネジ(反時計回り)に回します。左側のクランクアームは正ネジ(時計回り)に回して締めこみます。尚、手で最後まで締め込みできない場合はネジに何らかの問題がある場合が多いので無理してレンチで締めこまないように。
手で最後まで締めこんだら専用のレンチで増し締めします。このネジは15ミリです。
上はペダル15ミリとヘッドパーツ32ミリのコンビレンチ。下はホーザンのペダル専用レンチ。
何れも通常の15ミリレンチより薄く作られています。
以前、携帯工具で紹介したこの3WAYレンチも便利物です。
やっぱりシマノ×4は大げさ。
H君、一寸押し気味でやっていきますので宜しくね。
dk