パンク修理

涼しくなって良かったって思いきや、大雨、台風、雨ばっかり。
お店にもパーツ買いに来くるお客さんは少なめ、パンク修理や久々に乗るチャリの整備に来る人が目立ちます。

そんな中、雨降りが多いので路面のガラスや金属片を拾ったパンクはもちろん多いですが、整備不良のパンクも相変わらず目立ちます。

ケース1

劣化による空気漏れ、何箇所からも漏れがあります。プラス、チューブのサイド側の無数の点は全て穴の予備軍。劣化も考えられますがタイヤの内側のケブラー、ワイヤーの部分の擦れも考えられます。

タイヤのサイドがこんな感じでひび割れている場合は必ず中のチューブも同じように劣化していると思いますよ。
チューブは半永久的なものと勘違いしてる人がいますが、タイヤ交換の際はチューブも換えましょう。

ケース2

バルブ付け根のダメージによる空気漏れ。
軽量化された薄いチューブ、安物の作りの悪いチューブにも多いパンクです。

でも大よその原因はこちら

リムテープがずれてバルブ穴の金属部分がチューブのバルブの付け根の薄いところに擦れています。
近年のリムはバルブ穴が小さく、リムテープの穴は大きく楕円なって、取り付けがずれてなくても同じように擦れてパンクの原因になります。

こんな簡単な一手間で改善されます。


使い古しのチューブを切ってデリケートゾーンに被せます。
これで結構安心です。

古いチューブを用意できない方は声かけてください。用意がありますので。

ちょっとした事でもっと楽しく自転車に触れてください。

dk

FUJI STROLL & BALLAD 430

スポーツチャリを売る者としてお客さんに接客する際、一番慎重に考えてお話しなければと思うのはサイズ選びです。世間一般のことわざに”大は小を兼ねる”という言葉がありますが、僕はこの言葉は自転車選びには当てはまらないと考えます。体に対して大きいフレームはつぶしがききません。見た目のバランスはもちろんのこと、乗りずらく危険も伴うでしょう。
このところ、女性でFUJIの700cの自転車に乗りたい方の来店が目立ちます。身長165センチ以上の方やすらりと足の長い方であらば流通数の多い490サイズに乗っていただけますが165センチ以下の方は490サイズだときついです。トップチューブが股に干渉して非常に乗りづらい。特にストップアンドゴーの多い街中では乗り心地悪いでしょう。
サイズに困った女性にオススメは430サイズ。メーカーの生産数も少なくあまり店舗在庫にないのですがこんな感じです。


STROLL 430


BALLAD 430

一般的にスローピングフレームは(上チューブが後に傾斜している)嫌がれるのですが、ここまで極端に傾斜しているとスッキリ良い感じになります。如何でしょうか?

STROLLはシングルBALLADは8スピード。細い丸いパイプフレーム、ポリッシュリム、スキンサイドタイヤでクラッシックな雰囲気を。チェーンリングにはカバーが付きパンツの裾の巻き込みや汚れも防ぎます。

女性の方来店お待ちしております。

dk