最近いよいよ梅雨が本領発揮してきましたね。
降らなきゃ降らないで困るのですが、こと自転車だけで考えると乗れない日々が続くので
勘弁して欲しいモノです。
そんな時期ですのでGEEKGARAGEへ基本整備として車体を預けてみてはどうでしょう。
全体のクリーニングはもちろん、ご自身では中々手の出しづらい箇所までビッチリ仕上げます。
キレイになった愛車で梅雨明けを迎えてみては如何ですか?
(過去の基本整備一部例はコチラ)
M
GEEK GARAGE
official web site
FORCE BLDG 1F 1-20-4 Aobadai
Meguro-ku Tokyo 153-0042 Japan
03-3780-4650
最近いよいよ梅雨が本領発揮してきましたね。
降らなきゃ降らないで困るのですが、こと自転車だけで考えると乗れない日々が続くので
勘弁して欲しいモノです。
そんな時期ですのでGEEKGARAGEへ基本整備として車体を預けてみてはどうでしょう。
全体のクリーニングはもちろん、ご自身では中々手の出しづらい箇所までビッチリ仕上げます。
キレイになった愛車で梅雨明けを迎えてみては如何ですか?
(過去の基本整備一部例はコチラ)
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HKK,DID,IZUMI等のトラックレーサー用高級チェーンに使われるコネクター(継なぎ)をどのように使っていますか?半コマ(左側)、スタンダードコマ、チェーン洗浄、脱着時に便利ものです。
使い方を間違わなければ簡単便利、安全とても良いものです。通常は車体右側クランク側から見て裏側でこのように使われています。因みに、皆さんはこの4角ネジをどのように外しますか?
こんな感じで、ペンチ、プライヤーで挟んで回していませんか?車体の裏側で手の入りづらい所なのでしっかり締めれてなく4角ナットが外れてしまったり、ペンチ、プライヤーで無理に挟んでネジが潰れていたりで、けっこう雑なのを見かけます。
一番のオススメは、4角の一辺が6ミリなので6ミリのレンチを使います。これ非常に開閉しやすいですよ。
こんな簡単な部品構成です。マイナスネジ、6ミリ4角ネジ。
こんな感じで脱着します。
1.マイナスネジを最後まで確実に締め込む(黒いプレートにネジが切られています)
2.締め込まれたマイナスネジに4角ネジを入れて6ミリレンチで確実に締めこむ。この作業を確実にする事でダブルでネジが掛かるので安全に使えます。
実際の作業はチェーンリング上でやると力をかけやすく、チェーンが ”ぶら~ん” と外れたりしません。
過去にもこのブログでチェーン管理を紹介したのでついでに見てください。
http://www.geekgarage.jp/blog/?p=2587
うちの店では京都ツールKTC 6mmコンビネーションレンチを用意しています。
840円税込
dk
嬉しい事に暖かくなって新たに、自転車に乗ろう、自転車欲しいって言うお客さんが増えてきました。買っていただいた自転車を責任もって面倒見るのがモットーのGEEK GARAGE , 今回は先ず、完成車がお店に届いてどの様な過程でお客さんに納車するのかお見せします。
傷が付かね様にパイプ一本一本に養生がされて箱に入ってきます。この状態で養生を剥がせば90%は組み立てられています。
せっかくなんで長くトラブルなしで乗れるようにバラバラにして組立直ししましょう。
最も多いトラブルはパンク。チューブが捻れていないか、リムテープがズレてないかチェックします。
全てのネジ、金属同士が触れ合うところにカジリ防止のグリスを塗ります。
ネジにグリスを付けて適度なトルクで締め直しします。これによってネジに均一に圧が掛かり本来の性能が出ます。
回転によってネジの緩みやすいところは面取り処理をします。
適度なトルクで締め付けてなめらかに回転するか確認します。
ハンドルの回転が悪い時は更に力をかけてヘッド小物をチューブに収まるようにします。
ワイヤー、チェーンにオイルを注して雨、湿気対策をします。
ブレーキ、ヘッドセットの調整、クランクボルトやシートポストをはじめとするボルト、ナットの増締め等を済ませて完成します。
せっかく気に入って買う自転車です。末永く乗れる様に、面倒見る自転車屋で買いましょう。
dk
20日に川崎競輪場で開催されるイベントBANK03
このイベントに向かって、そろそろ自転車の整備でもということで、今回は使用するホイルの剛性を高めるためにスポークに結線をしてみます。
NJS部品で組み立てられた競輪用ホイールです。今時は軽くて強いホイルが沢山あるのですが、競輪スタイルが好きな者にとってはこれしかないですよね。
アラヤゴールド、星バテッドスポーク、DURA-ACE お約束の36本イタリアン組で組まれています。もちろん手作業で丁寧に組立てられていますが、このアラヤリムは強度的にはあまり強くなく、高いテンションを掛けて組み上げることができません。今一、コシが弱いと言うか、剛性の無さを感じます。
そこで、これ以上にテンションを掛けられない分をスポークの交差している箇所を針金で結んで剛性だします。つまりコシの強いホイルに仕上げます。
結線に使う針金です。0.3ミリ位の普通の針金です。スポークはステンレスですが結線する針金はメッキされた鉄の物を使います。
こんな工具を使います。コテは80w位の大きな容量のものが使いやすいです。それとよく切れるニッパー。
前もって針金を切って用意します。20センチ位に切った針金を一折りしておきます。
一折して2本にした針金を2回巻します。何回巻くかによって剛性が違ってくると思いますがまずは2回巻きでやります。
軽くプライヤーで引っ張りながら内側で結びます。
結んだ針金の余分な部分を切って行きます。
結び目が解けない程度に。
コテで熱を上げて半田を回していきます。
半田が終わったら結び目のいらないヒゲの部分を鋭角のニッパーでカットしていきます。
余分な部分のカットが終わったら半田で熱をかけた部分をブラシで擦ってやります。
仕上がりはこんな感じです。こんな感じでハンダが回っていれば大丈夫です。
こんな感じで前後72本のスポークを結線します。これでコシの弱かったホイルはかなりシッカリ感が出ると思います。
NJS競輪用イコール強い、硬い、早いっていうようなイメージを持ちますが、部品が開発されたのは何年も前の事、とても現代の物にはかなわない所もあります。ただ、ちょっと手を加えることによって何年も経った今でも十分に力を発揮します。
この結線作業はギークガレージの基本作業として作業受付します。古くて強度のないホイルを強くしたい、体重がある(100キロ以上)競輪リムに強度不足を感じる等、、、相談ください。 作業工賃は一輪2500円~です。
dk
先日のこんな奴、欲しいな。に続き、お客さんの綺麗なピストロードをお見せします。
ピストロード
実際は自転車の種類にこんなカテゴリーは無いかもしれません。
僕のピストロードの定義は
フレームのジオメトリーが長距離や通勤も楽なに走れるようにピストバイクとロードバイクの中間。前後ブレーキレバーキャリパー 装備。本物競輪仕様より緩いポジションで乗れて、でいて本気で街道練習もできる物。
公道、街道を自由に走る事の出来るピストレーサーです。
つまりこんな感じです。
パーツは競輪規格品及び規格相当品で足回りはAmbroとDura。タイヤは見た目も乗り心地もエレガントなヴェロフレックス。ハンドル回りは浅浅で僕個人的に一番好みのスタイルです。
リアのアウターは上パイプの中通し仕様でスッキリ。
ヘッド周りのラグはメッキされていて高級感あり。本格的な走行にも耐えうる様にブレーキはdura-ace。前後のブレーキもきっちりブレーキ台座に取り付けされています。
古いイタリアンバイクの風にヘッドとシートチューブに同じデザインのマークが付いてるのが良いな。
KINFOLKとは
日本の競技用自転車に西洋人のセンスを味付けしたハンドメイドスチールバイクです。
dk